「大人ニキビ」の原因・症状・対処方法についてと、思春期ニキビとの違い

(イメージ画像)

 

大人ニキビと思春期ニキビの違いとは?

「ニキビ」とひとくちに言っても、10代の頃によくできていたニキビと、思春期が終わってからできるニキビでは、できる場所や症状、ケアの方法などに違いがあります。

ここでは思春期のニキビと大人ニキビの違いをご紹介しつつ、しつこい大人ニキビを適切にケアするためのポイントについてご紹介します。

思春期ニキビの特徴

10代の思春期男女の約9割に発症すると言われているニキビ。

思春期ニキビはおでこから鼻にかけてのTゾーンや、こめかみや頬のあたりなど、皮脂腺の多い部分にできやすいのが特徴です。

また、顔以外でも胸元や背中など皮脂の多い部分にできることも。

中学生から高校生にかけてのこの時期は第二次成長(性徴)期と呼ばれ、皮脂の分泌が活発になり、ニキビが発生しやすくなるんですね。

思春期は毛穴がまだ小さいこともあり、急激に増えた皮脂がつまりやすいのですが、成長期が一段落して皮脂の分泌が正常に戻ると、ニキビも自然に発生しなくなります。

大人ニキビの特徴

大人ニキビは頬やあご、首などのフェイスラインにできやすいのが特徴です。大人ニキビが発生する原因は複雑で、主な原因としては、次のようなものがあげられます。

・不規則な生活

・睡眠不足

・食生活の乱れ

・過労 ストレス

・肌の乾燥

これらの原因により、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が乱れると、古い角層が肌表面に残ることで角層が厚くなり、毛穴がつまりやすくなって大人ニキビの原因になります。

 

このように大人のニキビは原因が複雑で、何度でも繰り返してしまうことも。大人のニキビの予防には、生活習慣からスキンケアの方法まで、多くの原因をひととおり見直す必要があります。

大人ニキビの一般的な予防法・改善方法

・十分な睡眠をとる
睡眠はニキビの悪化に関係すると考えられています。皮膚の細胞は夜寝ているあいだに修復・再生されるため、質のよい睡眠を十分にとることを心がけましょう。

・食生活を見直す
無理なダイエットで食事からとる栄養が不足していたり、栄養バランスが偏って便通に影響したりすると、大人ニキビの発生や悪化につながる可能性があります。
特に、大人ニキビの予防・改善に役立つと考えられている「ビタミン」は、積極的にとるとよいでしょう。

・ストレスをためない
ストレス自体が皮膚の免疫力を低下させ、ニキビの炎症が強くなったり、ストレスにより皮膚の再生力が低下したりする上に、ストレスの現れとして、ニキビを無意識にいじってしまったり、睡眠不足になったりして、大人ニキビの悪化に影響を与えることがあります。

 

・洗顔方法の見直し
肌の乾燥も大人ニキビの要因となるため、洗い過ぎに十分注意します。1日2回の洗顔を基本として、よく泡立てた洗浄料を使い、肌をこすって刺激を与えないようにやさしく洗うことが大切です。
洗顔後は、ていねいな保湿ケアでうるおいを補給します。ニキビが発生しにくい成分を配合したノンコメドジェニック化粧品の使用もおすすめです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました