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頭痛にお悩みの皆さん、その頭痛、肩こりからくる頭痛かもしれません。
肩こりがひどいのは、肩や首まわりの筋肉が緊張し、血流不足になっているということ。頭が圧迫される感じを覚えたら、もしかしたら肩こりが原因かもしれません。
今回は肩こりからくる頭痛「緊張型頭痛」 について、その特徴や対策、予防法についてご紹介します。
緊張型頭痛とは
頭の両側を何かにググッと押さえつけられるような頭痛や、めまい伴ったり頭全体が割れるような圧迫感と強い痛みが生じる事があります。この締めつけられるような感覚があったら、肩こりが要因となって起こる緊張型頭痛かもしれません。
頭部や頚部の筋肉に過度な緊張が加わることで血流不足が起こり、痛みを感じる神経が刺激され、「頭痛」という症状となって現れるのです。
肩こりからくる頭痛の対策
同じ姿勢のまま長時間過ごさない
デスクワークならときどき立ち上がる、伸びをする、少し歩くなどをするだけで解消につながります。同じ作業を続けなくてはいけない状況なら、休憩を入れることを忘れずに。車の運転も2時間に1度は休憩を入れてください。
悪い姿勢を正す
普段から身についてしまっているスマホ首や猫背を正しましょう。
立っているときは、頭頂部を上から吊るされている感覚を常に意識しましょう。街を歩いているときに、ときどきウィンドウなどで自分の姿勢をチェックする習慣をつけるといいでしょう。
また、デスクや食卓に座る椅子の高さにも気を配り、骨盤が立っている状態になるよう調節します。
適切な枕に変える
普段使っている枕の高さは首に過度の負担をかけている可能性もあります。
起床時に肩のハリや痛みを感じるようであれば、それは枕が原因かもしれません。
高すぎる枕や小さい枕は首や肩の負担となり、筋肉を緊張させてしまいます。
運動不足を改善する
身体を動かさないでいると、筋肉が緊張してしまいます。
頭痛を感じたら、全身の力を抜いてリラックスし、手のひらで頭の両側をマッサージするのも有効です。
緊張型頭痛の予防のための体操
短い時間で簡単に、首や肩まわりの筋肉をほぐすことができ、肩こりはもちろん、肩こりからくる頭痛も予防することができます。
腕振り体操
1.ひじを軽く曲げて両手を胸の前に水平に持ってきます。足は軽く開いて。
2.その状態で、両肩を腕ごと左右に振ります。頭は正面を向いたまま、動かさないようにします。左右2分間を目安に行いましょう。
終わりに
仕事も遊びも、何ごとも集中することは大切ですが、根を詰めすぎるのは肩こり防止のためにはよくありません。
ご紹介した体操を習慣化して、緊張型頭痛とおさらばしましょう!
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