最近注目されている、ファスティングをご存じでしょうか?
最近では体調管理や体内のデトックス、腸活を目的にファスティングをする人も増えています。今回は、腸活とファスティングの関係とそのやり方・効果をご紹介します。
ファスティングとは?
ファスティングとは、一定の期間食べ物を断つ行為です。実施期間は半日~2週間までさまざまです。また、摂取する物や栄養素が決まっているやり方などもあります。
最近では体調管理や体内のデトックス、腸活や妊活を目的に実施する人も増えており、身体のリセット・整え方の1つとして注目されています。
胃腸をはじめとした内臓や消化器官が消化・吸収活動をせず休まることで、老廃物や毒素を排泄する働きが強化されるといわれています。そのため、デトックス効果や腸内環境を整える効果を期待して実施されることが多い、身体の整え方です。また、腸内環境が整うことで、免疫力の向上や肌荒れの改善効果なども期待されます。
その効果は?
1.デトックス効果で腸内環境が整う
老廃物や毒素を排泄する働きが強まり、腸内環境が整うといわれています。ファスティング中、消化吸収に使われていたエネルギーは、体の修復や疲労回復などに回されると考えられています。
2.免疫力アップ
腸内には多くの免疫細胞が集まっています。そのため、ファスティングによって腸内を整えることは、免疫細胞の活性化につながると考えられています。
3.肌荒れの改善
ファスティング中は、ニキビや吹き出物などお肌のトラブルの原因になる有害物質や老廃物を排出する働きが強まるといわれています。
ファスティングのやり方
食事の時間を決める
一日のうち食事をしてもよい時間を8時間以内に設定し、残りの16時間は食事をとらないという方法があります。この方法は、食事を抜くことなく、胃腸を休めることができるため、栄養バランスが乱れる心配もありません。
食事をしない時間の水分補給も忘れずに行ってください。その際、消化・吸収が必要となる市販のスムージーをはじめとした糖分添加のドリンクは控えましょう。
筋トレなど運動をする
食事をとらない時間は、タンパク質をはじめ、身体の維持に必要な栄養素は体内にあるものが使用されます。そのため、筋肉量などが低下しやすくなります。適度な筋トレなど運動に取り組みましょう。
ファスティングを腸活の1つとして取り入れよう
ファスティングは、乱れた内臓が休まることで、デトックス効果や腸内環境が整うといわれています。しかし胃腸をはじめとする内臓が弱っていては、せっかく腸活に取り組んでもその効果が十分に発揮されません。
本格的な腸活をはじめる前や、腸活の効果が出ないと感じた時は、腸活の1つとして短期間ファスティングを取り入れてみてはいかがでしょうか。
コメント