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つらいことがあった時でも笑うと元気になった気がしませんか?
実際に笑いが心や体にとても良いということは医学的に実証されつつあり、病気の予防や治療において注目されています。
ストレス社会と呼ばれる現代ではなかなか笑う機会が少なくなるだけでなく、年齢を重ねるごとに病気や身体機能の低下など悩みのタネが増えていき、笑顔でいられることが少なくなってしまいます。
しかも、最近では新型コロナウイルスの影響もあり、自宅で過ごす時間が長くなって人と会う機会が減少しています。ストレスを発散する場も減っていることによって悩みや不安を抱えこんでしまい、以前よりも笑うことが少なくなったという方も多いのではないでしょうか。
笑顔がなくなると気持ちも滅入ってしまいますし、落ち込んだ状態が長く続くと食欲・筋力・認知機能の低下につながることも。
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笑いがもたらす効果
1.脳の働きを活性化する
笑うことで新しいことを学ぶときに働く脳の器官の「海馬」が活性化され、記憶力がアップします。笑いによってアルファ波が増え脳のリラックスにもつながります。
2.血行を促進できる
思いっきり笑った時は深呼吸や腹式呼吸の状態になります。
それによって体内に酸素がたくさん送り込まれ、血の巡りがよくなって新陳代謝につながります。
3.幸福感の増加
笑うと脳内ホルモンであるエンドルフィンが分泌されます。
それによって幸福感をもたらします。
笑いを取り入れるトレーニング方法3選
- 表情筋をほぐす
人の顔には、表情筋と呼ばれるさまざまな筋肉があります。まずはこの筋肉を柔らかくほぐしましょう。
・口を「あ・い・う・え・お」と、ゆっくり大きく開けます。
・鼻の下をぐーっと伸ばしてみたり、顔全体の筋肉を自由に大きく動かします。
- 大笑いしてみる
思い出し笑いでも作り笑いでも良いので、とりあえずお腹がよじれる程の大笑いを1分間続けてみましょう。けっこう大変なことですが、笑うきっかけをつかむ良いトレーニングになります。 - お笑い番組や落語を聞く
笑うきっかけは、何もないところでは生まれません。テレビのお笑い番組やコメディ映画を観たり、落語や漫才聴いたり、ユーモア小説を読むなど、自分からどんどん楽しいことを探すことが大事。そして面白いと思った時には、遠慮せず声に出して大笑いをしてみましょう。
こんな時代だからこそ毎日笑って健康に!
こんな大変な時だからこそ、マイナス要素を吹き飛ばす「笑い」のパワーが必要です。日常生活のなかで「笑い」のタネを探しながら、視野と興味を思い切り外に向けて好奇心の羽を自由に広げましょう。前向きな気持ちやちょっとした喜び、思わず笑ってしまう楽しい瞬間との出会いが、健やかな暮らしをもたらしてくれることでしょう。
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