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夕方になると足がだるくなったり朝起きたら顔がむくんだりしていませんか？むくみを効果的にケアするには、どうしてむくみが起こるのかを知り、解消法を実践することです。
むくみが出来る原因
一過性むくみ
立ち仕事やデスクワークなど同じ姿勢で過ごすことが多いと、血液を心臓に戻すふくらはぎのポンプ作用が弱くなり、血流が下半身に滞りがちに。さらに同じ姿勢でいることで、足の筋肉がこわばって伸縮しにくくなってしまいます。
ほかにも塩分の摂り過ぎ、アルコール、生理によるホルモンの変化、睡眠・運動不足、ストレスなどの影響によるむくみの原因となります。
慢性むくみ
心臓、腎臓、肝臓といった大きな臓器の疾患が疑われます。
これらは一過性むくみと違い、数日では治らない慢性的なむくみで、むくんでいる部位を押すと指の後がつくのが特徴です。
ほかにも食事の偏りによる栄養失調、ふくらはぎの血管が膨らんで足がむくむ下肢静脈瘤、手術でリンパを取り除いたことで起こるリンパ浮腫などもあります。
むくみの解消法
今日からすぐできるものなので、ぜひ試してみて下さい。
【顔】
１．冷水と温水で交互に顔を洗うことで、血管の収縮と拡張を繰り返し、むくみを解消します。
２．ハンドタオルを水で濡らして絞り、電子レンジで1分ほど加熱して作ったホットタオルを、顔に乗せて温め、顔の血行を促しむくみを解消。
３．すべりのよいクリームを顔全体と首、手につけてマッサージを行います。まずは、顔の中心から外に向かって、手のひらでやさしく顔をさすりましょう。
次に、耳から鎖骨にむかって首のサイドをさするように流します。その後、鎖骨の上にあるくぼみを、ゆっくりと押してみます。鎖骨や首の周りにはリンパ節がたくさんありますので、強く押さなくても顔のむくみがすっきり。
【体】
１．むくみやすい足は、膝の曲げ伸ばし、足首をまわすなどして凝り固まった筋肉や関節をストレッチするのがおすすめです。
２．むくんだ部分は、手でマッサージをして血液やリンパの流れをよくしましょう。ポイントは、心臓から遠い部分から近い部分に向けて流すこと。足首やひざの裏、足の付け根など、関節まわりもむくみやすいのでしっかりマッサージしましょう。
３．足がむくんだら、床に寝て足を壁やベッドなどに立てかけましょう。足を心臓より上の位置にあげることで、重力を逆手にとってむくみを解消します。
４．しっかり湯船につかりましょう。しっかり体を温めることで、血流促進。また、お湯の水圧で適度に体に圧がかかり、滞った水分を流してくれます。足湯だけでも効果はあります。
おわりに
むくみがつらいと感じたり、むくみが出た原因が心配な場合は、自己判断せずに、かかりつけの病院を受診しましょう。しっかりケアしてすっきりむくみを解消しましょう！
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